100円ショップセリアで話題の菜箸を購入
少し前にテレビや雑誌でも紹介されていた、100円ショップセリアの「シリコンクック菜箸」を購入してみました。
例えば、カレーやシチューを作るとき、まず野菜を軽く油で炒め、その後水を一定量加えて煮込み、最後にルーを入れて軽く混ぜるというざっくり分けて3つの行程があると思います。
その際、炒めるのに菜箸を使って、煮込み中に野菜に火が通ったか確認するため竹串を使い、最後に味の確認でお玉やスプーンを使いますよね?
それだけで、使う調理器具はなんと3つ。
しかも、菜箸は長くて食洗機には入りづらいし、竹串は細すぎて排水溝に流れてしまったりとちょっと癖のある調理器具ばかり。
そんな面倒を省いてくれる、絶大な助っ人がこの「シリコンクック菜箸」なのです。
このシリコンクック菜箸の構造は、
この形だけでちょっと便利な香りがしますよね。
全ての行程がこの一つで!シリコンクック菜箸のメリット
なんといってもこのシリコンクック菜箸の利点は、全ての調理行程がこの一つで済んでしまうこと。
炒めるのは言うまでもなくお箸の部分を使用し、人参やジャガイモなどの根菜に火が通ったかどうか確認する際には二股のフォーク部分を使用します。
刃先が少し長めのフォークなので、乱切りにした人参や、ふろふき大根のような厚めに切った野菜にもしっかり差し込むことができます。
そして、味見にはスプーン部分を使用すれば、料理のすべてがこのシリコンクック菜箸一つで事足りてしまうのです。
さらに言うと、このスプーン部分はちょうど小さじ1の5ccが計量できるように線が引いてあり、味見の段階でちょっと薄かったな、お醤油足したいな、という時にも使えます。
大さじではなく小さじというところが、微調整できるので嬉しい点ですよね。
ちょっと惜しい!100円ショップセリアのシリコンクック菜箸のデメリット
ここまで書いてくると、120パーセント大正解なこのシリコンクック菜箸ですが、使ってみて一つだけ残念なポイントがありました。
それは、「シリコンクック菜箸」と商品名にも採用されているこの菜箸のシリコン部分。
シリコン加工をしたことによって、かなり箸先が太いのです。
滑り止めのデコボコ加工はされているのですが、正直卵のカラザを取ったりするのには向いていません。
キャベツの様な葉ものをフライパンから取り分けようと思ってもつかみきれなかったり、パスタなどの麺類は全くといって良いほどつかめません。
シリコン加工がされていると確かに、フライパンやお鍋を傷つけることがないので、ありがたいのですが、どうしても細かい作業はしづらくなってしまうので、場合によっては他の調理器具を使用しなければならず、ちょっともったいなと感じました。
その点以外はもうそれはそれは万能なこの「シリコンクック菜箸」。
これだけすばらしい商品なので、ネオ「シリコンクック菜箸」として、進化版が出てくると嬉しいなと思ってしまいます。
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